婚約破棄の慰謝料を請求するメリット・デメリット3選
こんにちは!香織です
私は27歳の時に2年間付き合った彼と婚約破棄になりました
そして話し合いの結果、大きくもめることもなく月給の数倍もの慰謝料を受け取ることができました
で、最近になって婚約破棄を経験された方から相談や質問のDMをもらうことが多くなってきて、
「弁護士を挟まず話し合いだけで、しかも3日ほどで慰謝料を受け取れたこと」が当たり前ではない!!
ってことに気づきました
実際にTwitter上でDMやリプを頂いた方の中には
- 一方的に婚約破棄をしてきたのに、彼がまったく話し合いに応じない
- こちらが悪いと一方的に責めてくる(浮気したくせに)
- DV・モラハラなど身の危険を感じるため縁を切りたい
など、慰謝料を請求しようにも、まともにお相手と話し合いすらできない状況に悩まれている方も多くいらっしゃいました
今でも私は「慰謝料を請求する」という判断自体は間違っていなかったとは思います
しかしそれはあくまで、弁護士を挟まずに
「話し合い」だけで解決したから
に過ぎないのだと改めて思いました
今回の記事は婚約破棄を経験された方から頂いたDMやリプを見て私が感じたことをベースに、
「話し合いで解決できずに弁護士を挟んで」慰謝料を請求するメリットデメリットについて紹介します
- 慰謝料を請求したいけど弁護士さんから費用倒れになると言われて請求するか迷っている
- そもそも慰謝料を請求するべきかわからない
- 彼と話し合いできる状態でなくツラい
私の体験談が何かの参考になれば幸いです
慰謝料を請求するメリット
まず初めに慰謝料を請求することのメリットについてお話しします
きれいごと抜きでズバッと言うと
抱えている問題はお金でだいたい解決する
ってことがメリットです
結局お金ってやっぱり大事ってことを紹介していきます
まとまった金額が手に入る
これは言うまでもありませんが、慰謝料を請求を請求して相手が応じればまとまった金額を受け取ることができます
私も婚約破棄の慰謝料として月給の数倍もの金額を受け取りましたが、
その慰謝料を自分が楽しいと思うことに思いっきり使うことで、大袈裟でも何でもなくかな〜〜り心の傷が癒されました
結局のところ好きなことを思いっきりできたので復活が早かったのだと思います
マネー イズ パワーー!!!!
私が慰謝料を使い切った理由や、使い道については別の記事で詳しくお話ししています▼
どちらに非があるかシロクロ付けられる
婚約破棄になった場合、「どちらに(女性側・男性側)非があるか」シロクロつけることはものすごく大切です
ハッキリ決めようじゃねーか
私は慰謝料を受け取ったことで「彼が悪かったんだ」と明確になり、自分を責めることを止められてすごく救われました
お互いの両親を含めて婚約解消について話しあった地獄のZOOM会議についてはこの記事で詳しく話しています▼
「婚約破棄になった原因は相手側にある」って証明されることは、今後立ち直っていく過程でものすごく大切なポイントだと思います
謝罪の言葉があればさらに良き
しかしながら、世の中には残念ながら明らかに自分が原因で婚約破棄になったのになぜか
俺は悪くない、悪いのは相手だ
と執拗に相手に非があると主張する人も少なくありません
※男性だと決めつけているわけではありません
こういう相手には弁護士を通して徹底的にどちらが悪いか証明していくことになるのですが!!
判決によって慰謝料の請求が認められて支払われることで
「あなたは悪くない。」
と裁判所によって証明されます
「慰謝料が請求が認められる」=「どちらが非があるかシロクロつけられる」
そんなメリットもあると思いました
気持ち的に吹っ切れて前を向きやすい
慰謝料を受け取った後は「カチッ」と何かが自分の中で切り替わったように彼への未練やモヤモヤが吹っ切れたのを覚えています
慰謝料を受け取るということは彼との関係を完全にフラットな状態に戻すことでもあります
また、まとまったお金の入った口座残高を見ていると、
これで彼との関係は完全におわった
という現実をリアルに感じることができました
彼への完全に気持ちが吹っ切れたからこそ、次の恋愛に向かうことができたのだと思います
さすがに後戻りできやんやろ?笑
やっぱり
お金の力は絶大だぜ!!
慰謝料を請求するデメリット
慰謝料を請求するのにはデメリットもあると思います
ひとことでいうと、弁護士さんを挟んで慰謝料を請求していく過程が
ものすご~~く大変ってこと
がデメリットです
それに尽きる
それぞれ詳しく説明します
精神的な負担が大きい
慰謝料の請求はほんとっ~~~~~に!!!!精神的な負担が大きいです
あなたには想像できますか?ほんの数日前まで好きだった人に慰謝料を請求する苦しみを。
そして多くの人は「慰謝料の請求」なんて人生で一度も経験したことがないはずです
どんなことでも経験したことないことをするのはマジでしんどいもんだ
私も慰謝料を請求するって決めるまでは自分の中で様々な葛藤があったのを今でもよく覚えています
- やり過ぎなのでは?という自己嫌悪の気持ち
- 請求しても本当に支払ってもらえるか不安な気持ち
- 彼や彼の家族に対して宣戦布告することへの恐怖
書き出したらキリがないくらい、言葉では表しきれない底知れぬ不安感なのです!!
話し合いによって慰謝料が支払われた場合でもかなり大変だったので、弁護士を挟んで訴訟をする精神的な負担ははかりしれないと思います
さらに相手やが応じずに反発してくればしてくるほど、不快なことを言われる機会も増えてくるし
時間的な負担が大きい
慰謝料請求にあたり、意外と盲点なのが慰謝料請求にかかる時間です
- 婚約破棄の慰謝料の請求に関して調べる時間
- 弁護士を探す時間・話し合い・契約する時間
- 訴訟・内容証明の確認をする時間
- 弁護士とのやり取りの時間
- 相手の返答を待つ時間
スムーズに相手が応じる確証もないし、応じなければ泥沼化も避けられません
3年近く経ってやっと慰謝料が振り込まれて終わりました
というフォロワーさんもいらっしゃいました
仕事や普段の生活をしながら+慰謝料の請求をするなんて本当に大変でしたよね…
コメントやDMでお話を聞いている感じだと、慰謝料を受け取るのに早ければ半年、長くて1年以上かかっているイメージでした
また、婚約破棄の事情が複雑な場合や、裁判所の混雑状況によっても判決に要する時間も変わってくるようです
弁護士費用で費用倒れになることが多い
婚約破棄を弁護士さんを挟んで訴訟すると、弁護士費用と受け取った慰謝料が費用倒れかトントンになるケースも多いようです
婚約破棄を経験された方からのDMでこの事実を知った時は衝撃でした
上記でも触れた精神的な負担や時間的な負担を考えると割に合わないことも大いにあり得るということを知りました
もちろん婚約破棄になった原因によっては、慰謝料が高額になる場合もありますが、証明していくのもひと苦労です
- すでに一緒に暮らしている
- 結婚のために退職した
- 破棄された側の年齢が高い
- 心身の健康が損なわれた
実は私は④しか当てはまっていなくて、訴訟してたら高額の慰謝料は受け取れていなかったかも…
私の実体験を交えた慰謝料の請求の仕方はこの記事で詳しく説明しています▼
また、法テラスといった国の無料法律相談制度をうまく利用する方法もあります
しかし、相談回数が3回まで、1回30分までと制限があったり、無料で利用するには収入が一定額以下である必要があったりと活用しきれない部分も多いように感じました
詳しくは法テラスのHPをご確認ください
「慰謝料を請求しても費用倒れになってしまう可能性がある」ということを知った上でそれでも慰謝料を請求するのか慎重に決める必要があると思いました
慰謝料を請求する・しない!どちらが正解とかはない
以上が慰謝料の請求することのメリットデメリットでした
最後までお読みくださりありがとうございました
何が言いたいかというと、慰謝料を請求するかどうかは
結局自分の気持ち次第!!!
だと思います
慰謝料を受け取ることができれば気持ちのケジメがつけれたり、そのお金を使って何か楽しいことをすれば立ち直りも早いと思います
一方で時間的・金銭的・精神的な負担を考えると割に合わないと判断し、あえて慰謝料を請求せずに、
そのお金と時間で新しい結婚相手探すんじゃ~~
っていう選択も正解だと思います
今回の記事があなたが「慰謝料を請求する・しない」を判断する際に参考になれば嬉しいです
私はあなたの判断はどちらも正解だと思うし、陰ながら応援します
【例外】こんな場合は縁を切って逃げてください!!!
でもでも!!!
慰謝料の請求なんて考えていないで速攻で逃げてください!!
っていう例外もあります
例えばこんな場合です
- DV・モラハラなどで精神的に追い詰められている場合
- 慰謝料を請求することで逆上して身の危険を感じる場合
- 慰謝料を請求するのが難しい精神状態の場合
「逃げるが勝ち」ではないですが、お相手によっては速攻で逃げた方がいい場合もあります
泣き寝入りなんてツラい
気持ちはわかるけど、身の安全・心身の健康が第一ですよ
今すぐ縁を切って逃げた方がいいケースについての対策については、また別の記事でお話しようと思います!
私はツライ時、誰かに話を聞いてほしい時によく占いで気持ちを落ち着けていました▼
私の体験が何かの参考になれば幸いです